2018.9.16. 輝かしい未来へ

今日、2018年9月16日

あなたは、その歌手としてのキャリアに幕を降ろしますね。

 

安室奈美恵さん。

 

今日を最後に表舞台から離れていくあなたに

伝えたい、伝えなきゃ意味がない想いを

ここに綴っておこうと思います。

 

私があなたと出会ったのは2008年の春でした。

それ以前から、安室奈美恵という歌手の存在は知っていましたが特段関心を持ってこなかったわけですが

MUSIC FAIRでの「WHAT A FEELING」のパフォーマンスを見て衝撃を受けたのを今でも覚えています。

 

そしてその夏、「BEST FICTION」を手に取った中学1年の私は

安室奈美恵が作り出す音楽の虜になっていました。

 

なので今でも「WHAT A FEELING」や「Do Me More」を聞くとワクワクする、あの感覚が蘇ってきます。

 

それからライブDVDを見たり

実際にライブを見させてもらったりしているうちに

私の中にはこんな気持ちが沸き上がってきました。

 

この人みたいになりたい

 

もちろん性別こそは違いますが

元来人前で歌ったり踊ったりするのが好きな私は

いつか安室奈美恵のようなパフォーマンスがしたいって

そう思うようになりました、とても強く。

 

だから大学時代のサークルで安室奈美恵のノンストップで歌って踊るライブに挑戦しました。

3年間続けてきたNon-Stop Liveというその企画は

間違いなく私の人生のブックマークになっています。

 

結局

私にはあなたのようなパフォーマンスができなかったと思います。

 

だけど、あなたの背中に憧れて

音楽と、ステージと向き合ってきた日々は間違ってなかったなって

走り続ける安室奈美恵を必死で追いかけて走った時間はかけがえのないものだったなって。

 

最後のドームツアー

どんな気持ちになるんだろうって向かった東京ドーム。

 

涙を流しました。

笑顔にもなりました。

そして最後といっても、まだまだ進化し続けるステージに

ただただ感服しました。

 

私は安室奈美恵の25年間を知ってるわけではないけど

だけど、それだけの長い間

自分のやりたいこと、スタイルを貫いてきた人の姿って

本当に美しいし、ドラマだし、勇気をくれるものだと思いました。

 

そんなカッコいい人と同じ時間を共有できたこと光栄に思います。

 

いちパフォーマーとして、ひとりの人間として尊敬の念を禁じ得ません。

 

まだまだやれるだけの力があるあなたの

新しい音楽やステージとはもう出会えないのかと思うと

残念でなりません。寂しいです。

 

正直、今だって「引退」なんて嘘だったらいいのにって

今が夢を見ている状態なら、ずっと夢の中で生きてたっていいって

そんな風に思っています。

 

だけど、これからも

私には私の

あなたにはあなたの人生があります。

 

この先いつか、何かがあったとき

あなたからもらった、たくさんのものを励みにして乗り越えていけると思います。

 

そしてあなたにも、歌手・安室奈美恵としての年月が

この先の人生のどこかで支えとして生き続けていてくれたら

それほどに幸せなことはありません。

 

 

25年間、素敵な音楽やステージを産み出してくれて本当にありがとうございました。

 

 

2018.9.16

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